議会報告ASSEMBLY REPORT
2025.10.03 カテゴリ:2025年 五條県有地の防災拠点整備について
〇吉田
次の質問にいきます。五條市の防災拠点整備について、質問させていただきます。県からの報告について、先日、県では有識者の防災拠点の整備基本計画案が示され、知事は了承したとありましたが、この件について県から報告を受けておりますか。
〇議長(岩本 孝)
辻危機管理監。
〇危機管理監(辻 佳孝)
整備基本計画案について、奈良県から五月下旬に市及び地元代表者に対し、説明がございました。
以上、答弁といたします。
〇吉田
そこで、消防学校の移転、五條市の県有地を南部中核拠点、奈良県立獲原公苑を北部の中核拠点に位置づけ、五條市のメガソーラー施設の規模は大幅に縮小されたとありましたが、詳細な規模について決まってない以上、本市としては注視していく必要があると考えますが、担当者のお考えをお尋ねしたいと思います。
〇危機管理監(辻 佳孝)
発災時でも防災拠点の機能を維持する規模の非常用電源として、建物の屋根への太陽光発電設備の設置を進めるとされたところです。
以上、答弁といたします。
〇吉田
しかし、また田殿のことがありますので、十分注視してやっていただきたいと思います。
次にですけども、ゴルフ場敷地をコアゾーンと支援ゾーンに分け、三段階で整備。本年度中にヘリパッド一・五ヘクタールをPとし、コアゾーンの一部を先行整備、二〇二九年、第二段階の工事着手、ベースキャンプ場支援物資保管庫等整備とありますが、スケジュールについてどのようにお聞きしておりますか。
〇危機管理監(辻 佳孝)
南部中核拠点整備基本計画案では、第一段階の先行整備としてヘリパッド、約一千四百平米、駐車場、ベースキャンプ、約一・一ヘクタール、通路、約百八十メートルを、令和七年度中に先行整備予定とのことです。
第二段階としてコアゾーン整備を、令和十一年度から工事着手し、令和十六年度の完了を目指すとしていますが、消防学校に必要な機能や整備規模、配置の検討を行う中で、改めて全体スケジュールを検討されていると聞いています。
第三段階として支援ゾーンの整備については、現在検討中とのことです。
以上、答弁といたします。
〇吉田
老朽化や狭隘化のため、五條市県有地〈県消防学校を移転する詳細が決まっていませんが、消防学校を除いた第二段階での概要、概算事業費は約五十億円。なぜ、この質問をさせていただくかと言うと、県ばかりが先行して阪合部地区や五條市が知らないままで進むことを懸念しております。県と連携を密にして、やっていただいておりますか。
〇危機管理監(辻 佳孝)
現在、奈良県では消防学校に必要な機能、規模、施設配置の検討を行っており、改めて概算事業費を算出すると聞いています。引き続き、県とも連携を密にして本事業を進めていくことを確認しており、市民に対し適時、適切な情報発信に取り組んでまいります。
以上、答弁といたします。
〇吉田
本当に地元阪合部地区と五條市、県と連携を密にしてやっていただきますようお願いいたします。