議会報告ASSEMBLY REPORT

2015.09.01 カテゴリ:2015年 子育て支援について

○吉田
 子育て支援について、御質問申し上げます。
 市長の所信表明にもありましたが、本年四月から子ども子育て支援制度が始まり、本市でも新たに四月から本町、また田園の二箇所で公立の学童保育所が開設されました。対象児童の年齢も拡大され、小学生が放課後の時間を健全に過ごしていることと思います。大変また、そして望んでおった保護者の方も喜んでおられるというふうに聞いております。そこで、ゼロ歳から就学前までの児童と保護者に向けた子育て支援が民間ボランティアの方で進めて行っておられるのですけれども、例えば「にじいろ電車」、お母さんたちが他市の活動を見に行き、知恵とアイディアを持ち寄って立ち上げたと聞いております。行政が民間に引っ張られるということもありきだと思いますが、子育てで学校整備、教室を整備したとありましたが、具体的にどのような整備をされたのかについてお尋ねしたいと思います。

 

○河村あんしん福祉部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 五條市子ども・子育て支援事業計画の策定に伴う調査結果を見ますと、多くの保護者が子育てに喜びを感じている一方、少なからず孤独感や悩み・不安を抱えている状況にあることが伺えます。
 その孤独感や不安を解消するために親子で参加でき、いろいろな情報交換や支援を受けることのできる子育て教室や集いの場は、子育て支援において重要な項目になります。
 平成二十七年度における就園前の子育て支援として、各種教室や集いの場は、五條市、民間保育園、ボランティアグループなどにより開催 されております。
 今議員が御指摘のとおりでございます。五條市では、五條児童館で子育て教室としまして、ゼロ歳児対象の「ぴよぴよ」という名称のもの、本年度から開催をしています一歳児対象の「バンビ」、二歳児を対象とした「おたまじゃくしの集い」、一歳から五歳までの児童を対象とした「つどいの広場」を主催しております。
また、カルム五條の主催では「離乳食教室」や父と子で参加する「パパサロン」も開催しております。
 市内の民間保育所でも、就園前の児童・保護者を対象に定期的に子育て教室が開催をされています。
 また、田園地区社会福祉協議会による親子ふれあいのボランティア教室といたしまして「ハッピーマザーサロン」、育児をしている母親が中心に活動している子育てサークル「にじいろ電車」が運営されています。
 具体的な「つどいの広場」、「子育て教室」の実施状況といたしましては、五條児童館の「ぴよぴよ」が月一回の開催で七組程度の参加、「バンビ」が月二回の開催で十組程度の参加、「おたまじゃくしの集い」が月三回の開催で二クラス編成十八組の参加、「つどいの広場」が週二回の開催で二十組程度の参加、また、なかよし保育園の「ひまわり親子教室」は月一回の開催で二十組程度の参加となっております。
「ハーピーマザーサロン」は、月一回の開催、「にじいろ電車」は月二回開催されております。
 以上、答弁とさせていただきます。

 

○吉田
 市の方でも大変取り組んでいただいて、子育てに関して昨年よりも今回は大変進んでいただいていると思うのですけれども、他市のことをまねするのでもありませんけれども、民生児童委員さんが協力をいただいて主催として、そのバックアップとして健康福祉課なりがやっているわけなんですけれども、五條市において民生児童委員さんが、これで挙げさせていただいたら「それ行け、ワンパーク」というような形の、部長にも前に言わせていただいたのですけれども、今後こうして民生児童委員さんが子供たちの場所に行って指導するなり、そういう形をとってもらえるのが有り難いかなと思うのですけれども、部長、どう思われますか。

 

○河村あんしん福祉部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 議員御指摘のとおり大変世代間交流というところもございますし、お年寄りの健康増進にもつながるということもございます。地域の民生委員さんにお話をさせていただきまして、また御協力いただけますように依頼をしたいというふうに考えております。
 以上でございます。

 

○吉田
 是非ともよろしくお願いいたしたいと思います。
 そして、子供を対象にしていただく支援というのはもちろん大事ですし、特にゼロ歳児から三歳児までの親御さんが、子育ての支援の充実ということが一番大切なことなんですけれども、その中で、そこに来られる母さん、子供さんというのはいいのですけれども、来られない、また行きにくいとか、そういうお母さん方がたまに見受けられると思います。そこで考えられるのは、孤独感からの育児ノイローゼ、そしてまたそううつ等の解決策として子育て世代のお母さん同士、子供さんも含めてですけれども、中心にゲーム、体操、遊びながら親子の交流というものが一番大事かなと思っております。そこでそういう交流の中で、ママの心のケアにもつながると思いますので、是非とも幼児の頃から家に引き込もらせない、親共々そういうどっかの場所に行くということを市としてあっせんしていただきたいと思っております。
 今後、本市の子育てに対する将来のお考えをお聞きしたいのですけれども。


○河村あんしん福祉部長
 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。
 市としてということを言われますとなかなか重たくなりますので、なかなか難しいのですけれども、カルム五條におきまして、出生から今議員が御指摘のように問題を抱えている親子さんでありますとか、そういった方については保健師がケースとして持って、随時ずっと追い続けております。その情報につきましても、児童福祉課と共有をしながら追い続けておりますので、その辺に関しましては、ケアをしていっておるのではないかなというふうには、私個人としては思っております。
 ただ子供さん、親御さん、少なくなってきておりますので、なんとか健全育成と言いますか、健やかに安心して住み続けられるような五條市となりますように努力していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

 

○吉田
 分かりました。そこで市長にも同じ御質問をさせていただくのですけれども、今後の本市の子育てに対する将来の市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 

○太田市長
 吉田議員の質問にお答え申し上げたいと思います。
 るる担当部長の方から私の思いというのも言ってくれたのかなと、当然私がしゃべることを部長が言ってくれたので、そのとおりだなというふうに聞いておりましたけれども、実際少子化という形の中でゼロ歳児から、四月からもいろいろ学童保育とか取組をやらせていただきました。いろんな形の中の他市でもいろんなことはやっております。ただ五條は五條のやり方があろうかと思いますので、そのニーズに応えながら今後いろんな状況を把握しながら、また保護者の皆さん、また地域の皆さんで連携を取りながらやっていきたい、いろんな形の中で子育てということは大変大事であろうし、先ほど吉田議員が言ったように、大変育児ノイローゼというようなことになる方も大変最近では多いというように聞いております。そんな形の中で、もっと保護者の方もケアできるような態勢が構築できるような態勢をしていきたい、そういうように考えております。
 以上です。

 

○吉田
 よろしくお願いいたします。

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