議会報告ASSEMBLY REPORT

2015.02.13 カテゴリ:2015年 一般会計補正予算の繰越明許費について

吉田

 以前にも私六月に一般質問の中でさせていただいたのですけれども、一般会計補正予算の繰越明許費について、繰越しの問題点について質問させていただいたのですけれども、その質問に対して今日までにその問題点について検証していただけましたか。

 

青山理事

 吉田議員の御質問にお答え申し上げます。繰越事業についてでございますが、平成二十五年度から平成二十六年度へ繰越しました繰越明許費につきましては、三十六事業、総額で約三十四億二千万円の予算が繰越しされております。

 この繰越しの要因でございますが、まず、経済対策等に係る国や県の補助決定等の時期が遅かったというのが約十七億九千万円と全体の五割以上を占めております。また、大規模な災害発生により多額の災害復旧費を補正予算に計上したことが挙げられ、その繰越額は約三億二千万円でございます。また、南和地域救急病院等整備事業の計画変更によるものなど、外部的な要因によりまして、繰越しせざるを得ないものが約四億二千万円ございました。これら予算計上の段階から繰越しが想定されるもの等を合わせますと、約二十五億三千万円と、繰越額全体の約四分の三を占めております。その他の事由といたしましては、地元や関係機関との協議、調整等が長引いたこと等が挙げらるところでございます。しかし、議員がお述べのように、それぞれやむを得ない事由により事業を繰越しているものでございますが、市民サービスの向上など各事業の成果をより早期に発揮していくためにも、可能な限り繰越しを少なくしていくことが望ましいと考えておるところでございます。説明させていただいたように、予算計上の時期や外的な要因により事業を年度内に完了することがいかんともし難いものが大半でございますが、その他のものにつきましても、さらにその要因等を分析し、事業のより計画的な執行及び適切な進捗管理を行い、年度内の予算執行に努めてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

吉田

 監査委員さんの方から指摘はございましたか。

 

青山理事

 その点については申しわけございません、承知しておりません。

 

吉田

 監査委員から指摘はなかったというふうに解釈させてもらってよろしいでしょうかね。

 今日、監査委員さんに出会ってお話させてもらったら、えらい話が違いますのやけど。

 

青山理事

 その点については、私が現在承知していないというだけでございます。

 

樫内副市長

 吉田議員の御質問にお答えいたします。

 代表監査委員さん、また市議会の福塚議員さんが監査の結果につきまして御報告をいただきました。その中で、二十五年度からの繰越しの額が非常に多額であるということの御指摘はいただいております。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

吉田

 理事、総務部長、覚えといてくださいよ。

 それと、私役所の中いろいろと歩かせてもらっていたら、どこの課というのじゃありませんけれども、専門職、技術職が足りないと、やはり辞められていく、早期退職された方、そして技術職が募集しても来ないという問題点もあろうかと思いますけれども、そういう人事について、そしてまた今後市役所を定年された方でも専門職、技術職のある方を特別に雇用するとか、そういうお考えはありますか。

 

樫内副市長

 吉田議員の御質問にお答えいたします。

 人事のことでございますが、現在専門職、特に土木あるいは建築の方の専門職が非常に少なくなっておるのは事実でございます。五條市においても定年でお辞めになっていくこともあります。今後、その辺のところをどうしていくかということは、人事全体的なことを見て考えさせていただきたいというところでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

吉田

 やはり人事のことまでは私は構いませんけれども、そういった専門職、技術職が少ないのであれば、雇用というふうなことも考えていただきたいと思います。

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